ご遺族の気持ちに寄り添い
弔意を伝える。
お通夜やお葬式で深い悲しみの中にあるご遺族の気持ちに寄り添い、弔意を伝えるには、お葬式に関するマナーを知っておく必要があります。お葬式には様々なマナーがありますが、ここでは基本的なマナーについて紹介させていただきます。
お通夜やお葬式で深い悲しみの中にあるご遺族の気持ちに寄り添い、弔意を伝えるには、お葬式に関するマナーを知っておく必要があります。お葬式には様々なマナーがありますが、ここでは基本的なマナーについて紹介させていただきます。
香典の表書きには、「御香典」「御霊前」「御香料」「御悔」「御榊料」「玉串料」「御ミサ料」「御花料」「志」などの種類があり、相手の宗教に合わせた表書きを用いる必要があります。一般的な仏式では、忌明けとされている四十九日までは「御霊前」を使い、四十九日を迎えた以降は「御仏前(御佛前)」を使うとされています。
弔事での袱紗の包み方は、慶事とは逆になりますので注意するようにしましょう。金封袱紗の場合、袱紗の開きが左側にくるようにします。表書きが読める向きに香典袋を入れ、袱紗を閉じます。爪付き袱紗の場合は、袱紗をひし形になるように開き、つめのある角が「左側」にくるようにします。袱紗中央か右寄りに香典袋を置き、袱紗の右側を折り込みます。続いて下側、上側の順に折り込み、最後に左側を折ってつめを留めます。
受付で芳名帳の記帳を済ませたら香典を渡します。袱紗から香典を取り出す際は、右手のひらに袱紗を置き、左手で袱紗を開いて香典を取り出すようにします。香典を渡す際は両手で相手側にのし書きの文字が読めるよう向きを変えてから渡すようにします。