葬儀の種類

一日葬の費用相場

一日葬の費用相場は
どれくらい?

最近、見聞きすることも多くなった一日葬はどのような葬儀なのでしょうか。近年、人気を集めている家族葬とはどう違うのか、どのくらいの費用がかかるのか、費用相場と共に見ていきましょう。

一日葬の費用相場
一日葬とは
Trivia

一般葬をはじめ、家族葬においても、夜に通夜を行い、翌日に葬儀・告別式を行う形が一般的です。つまり、本来のかたちでのお見送りには二日間を要します。これに対し、一日葬は従来2日かけて行っていたものを1日で終わらせるものです。告別式だけで終わらせるケースもありますが、一日の間に通夜で行う法要と告別式で行う法要を行うケースもあります。

一日葬が選ばれる理由
Trivia

一日葬という葬儀のスタイルが生まれ、選ばれるようになった理由には次のようなものがあります。一つは、葬儀に参列する遺族や親族の負担軽減です。遺族も高齢化が進み、2日にかけて参列するのが心身面で負担になってくる方も少なくありません。また、若い世代でも、忌引きになるとは言え仕事が休みにくいという方も増えてきました。遠方に住んでいる親族の場合は、通夜と告別式に参列するために、宿泊等2日にわたって滞在する準備が必要になり、その分、精神的な負担や体力的な負担、経済的な負担も大きくなります。葬儀を1日で終わらせることで、このような負担を減らすことが可能になることから最近は一日葬が選ばれるようになってきています。一方で、働き世代の方々の参列を考えた際、日中に行われる葬儀・告別式より、夕刻から行われる通夜へ弔問することの方が都合が良いなど、メリットばかりとも言えない側面もあり注意が必要です。

一日葬の費用相場
Trivia

では、一日葬をする際の費用はどのくらいになるのでしょうか。一日葬の費用が抑えられる理由としては、通夜を行わないので通夜ぶるまいの会食の費用が抑えられること、通夜にいただく香典に対して返礼品の費用が抑えられること、読経をまとめて行うので住職へのお布施代が抑えられることなどが挙げられます。もっとも、一日葬=家族葬という訳ではなく、一日葬は家族葬としても行えますし、一般葬として広く多くの方に参列してもらうことも可能です。そのため、規模によって費用相場は異なります。一日葬を家族葬にして、10人程度の規模で行えば、40万円~50万円程度が相場になります。これに対して、家族葬でも親族の参列者が多ければ、70万円~80万円程度必要になるでしょう。さらに、一般葬となれば、参列者の規模に合わせて広い会場を用意し、祭壇なども華やかにする必要が生じ、精進ぶるまいなども準備しますので、100万円以上が相場となります。

まとめ

一日葬は、通夜と告別式を2日間にわたって行ってきた一般的な葬儀を1日で行うものです。費用面では、通夜を行わないので、通夜ぶるまいの会食の費用や通夜にいただく香典に対して返礼品費用が抑えられる、住職へのお布施代が少なく済むなどの利点があります。近年は、遺族や親族の精神的、体力的、経済的な負担を減らすことができることから、また葬儀の簡素化に対する需要から、一日葬の形態を好まれる傾向の高まりがあります。

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