葬儀の種類

自宅葬の葬儀の流れと特徴

自宅葬の葬儀の流れとは?
特徴についてもご紹介

宅葬は、本来会場を押さえて行う葬儀を、自宅を利用して行う葬儀のことを指します。元来、日本では住み慣れた自宅、若しくは居住区にある公民館や集会所や檀家寺などで葬儀を行ってきました。斎場しか利用したことがない場合、どんな流れで行うのかわからない方も多いかもしれません。核家族化や利便性から葬儀の場所が葬祭場に移行し、そこでの利用経験しかない場合、どのような手順で準備を進めるものか、また家族が担うものなどわからない方も多いかもしれません。こちらの記事では、自宅葬を行う際の流れや特徴について紹介します。

自宅葬の葬儀の流れと特徴
自宅葬の流れについて
Trivia

自宅葬を行う流れについて詳しく知りたいと感じている方もいるでしょう。まず、ご臨終となった後、病院で亡くなった場合は自宅まで搬送します。その際は、一般的に葬儀社に依頼し、ご遺体の搬送をお願いします。一方、自宅療養などの看取り、または突然として自宅で亡くなられた場合には掛り付けの医師の診断、最寄りの警察に確認を行っていただくことが先決となります。その後、敷布団を準備しそのまま安置を行うことが出来ます。
葬儀の前はご遺体の枕元で枕飾りを設置し、旅立ちの準備に取り掛かります。葬儀場を利用する場合と同じように死に化粧や死装束を着せるなどして納棺の儀式へと進みます。自宅で行う場合も部屋の中に祭壇を設営するため、スペースの確保が必要です。万が一狭くて置けない時には、どこに祭壇設営をするか決めた後に家具の移動を行います。準備が整った後は通夜を行い、その後葬儀、告別式という流れです。この時、弔問に訪れた方の受付を行って接待を行います。すべて終了した後、自宅から直接火葬場まで出棺します。ここからは、普段の火葬場での流れと一緒です。

自宅葬の特徴
Trivia

ここからは、自宅葬の特徴の一部についてご紹介します。
・自宅葬は故人、家族の意向であることが多く、その意思を尊重した見送りになる。
・ご遺体を安置する布団が必要。
・ご近所の方への配慮が必要不可欠となる。
・車の駐停車、人の往来、設営・撤収時の作業などが必要になる。
・従来はご近所さまにお手伝いをしていただきながら、自宅葬を執り行っていた。
・ある程度の広さを確保する為、仏間やリビング、玄関等にある家財は一時的に移動していただくことがある。

まとめ

自宅葬の葬儀の流れは、ご臨終となった後は自宅にご遺体を安置し、旅立ちの準備を行います。その後、祭壇を設置して通夜、葬儀・告別式をします。最後は、火葬場へ行って荼毘する流れとなります。斎場を利用する際と大きく流れが変わるわけではありません。特徴としては、故人・家族の意向や意思を尊重した見送りになる点がありますが、ご遺体を安置する布団を準備することやさまざまなスペースを確保するなどの相応の手間が生じます。

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